アンサンブルについて
麗鳴は現在「東京 春のコーラスコンテスト(通称春こん。)」に向けて練習中である。
人数制限があるため2チームに分かれての出場となり、つい先日初めてチーム別での合わせを行った。
少ない人数で歌う時は・・・
(中略)
・・・だからこそ、いつもより「歌う事」と「聴く事」のバランスが大事だ。
いつも隣にいるはずの人がいなくなって不安になる人もいる。それでいいのだ。
自分もまた合唱の一員である、という当然さを改めて実感するきっかけになる。
そうかと思えば、「人がいないんだから倍の音量を出す」と言わんばかりに朗々と歌う人もいる。それでいいのだ。急に遠慮がちになられては困る。
コンテストなので勿論良い結果を求めたいが、それよりも大事なのは練習でどれだけアンサンブルを味わえるかだ。その意識を人数が元通りになった後も持ち続ければ、きっと新しい音楽が見えてくるはず。
新しい音楽、新しい世界、そこには光がある。
僕らの旅は、まだ始まったばかり。
オチが思いつかないので「少年ジャンプの打ち切り漫画風」にしてみました。