混声合唱団 麗鳴

東京都府中市で主に活動している混声合唱団

不定期連載「笑いを取る前に音を取れ」第三回

有識者のことば

ネタ切れなのでネットや図書館から合唱に関する様々な発言を集めてみた。
悩める皆さんの一助になれば幸いである。

完全な人間にはなれないが、完全五度をいつでも完全に決められる人間にはなりたいね

ジェス・アンダーウッド(イギリスの合唱歌手)

最も才能のある者は作曲家に、ある程度才能のある者は指揮者に、何の才能もない者は合唱の歌い手になる。
だがそのどれかが欠けても素晴らしい合唱は出来ない

スヴェン・ハンナバル(デンマークバロック合唱団首席指揮者)

日本の合唱団はドミソは苦手だけどドレミは綺麗に決めるね。僕らとは音の距離感が違うのかな?

氏名非公開(フランス・バルベス国際合唱コンクール審査員)

合唱団のスローガンとして『コンクールにこだわらない』というのは大いに結構だが、
そういう団に限って音程やハーモニーにこだわっていないのも良くある話である。
他人の評価から逃げても合唱の本質から目を背けてはいけない。ハレルヤ!!

荒川泰吉(牧師・合唱指揮者)

テスト用紙を前にして鉛筆と消しゴムを用意しない者はいないだろう。だが悲しいことに合唱をする者の多くは、
自分が歌い出す直前まで心と身体の準備をしていない。そしてあっという間にテストは終わる

フランク・E・リードマン(バイエルン音楽大学名誉教授)

人種、性別、年齢、そういったものを全て飛び越えて心と心で通じ合える。
それが合唱の喜びなんだ(中略)え、君楽譜読めないの? じゃあ駄目だね

ある日本人会社員男性のツイッター発言から 



※すべてフィクションです。全部嘘です。

このコラムの担当者について

「simanb」楽譜より空気が読めるようになりたいお年頃。
ご意見・ご感想はツイッターアカウント @simanb 
または simanb4@hotmail.com までお願いします。